部屋を暖めてもデスクの奥は冷たい
起きがけと風呂上がりの冷え込み対策に備えてガスストーブを買ったのですが、冬になると寒さが想定の遙か上をいってしまいました。まさか雪が降るとは。
しかし、家で1人でいるときに、ガスストーブをつけるのはもったいない。仕事中に座っているコーナーデスクの足下には全くぬくもりが届かず、もったいないどころか無駄でしかないことが判明。
靴下は当然としてハクキンカイロ→ギャッベ→もふもふのスリッパ→コロンビアのオムニヒートのズボン→キャンプ用のブランケットと手持ちの装備をありったけ重ねてみましたが、足下の体温は上がらず、むしろ他が暖まったせいで冷えが強烈な感覚に。
仕事が全く捗らなくなってきたので、デスクの天板に取り付けてこたつ化できるヒーターを購入しました。アイリスオーヤマのデスクヒーター。デスクにつけっぱなしにできるのでオフシーズンの収納に困らないし、ファンヒーターじゃないので乾燥とも無縁です。
デスクが磁石がくっつく素材であれば、ヒーターについてるマグネットで直接設置。磁石がつかない素材であれば、付属の金属パネル4つに粘着テープがついているので、これを挟むことで簡単に設置できます。テープではくっつきにくい場合に金属パネルを留めるために使う短いネジが付属していますが、よほど凹凸が激しい表面でない限り必要ないと思います。
使ってみた結果は膝からじんわり暖めてくれる感じです。まさにこたつ。
付属のフリースカバーはちゃんとつけたほうがよいです。
また、3時間で自動的に切れるようになっているので、そこだけ要注意です。
無事に仕事中のガスストーブを卒業できました。
側面から暖めるパネルヒーターもありだと思いますが、カバーで保温できない分、パワーと暖めたいところまでの距離を考えて選んだ方がよいと思います。
リモートワークは大歓迎だけど、光熱費や設備費を経費として認めて欲しい・・・。
ジェラルミンペグを信じてみた
土があるところなら、鍛造ペグを持って行けば、ほぼ間違いない。
でも重い。重すぎる。そしてかさばる。
しかし保険で鍛造ペグを持って行くのも煩わしいので、新しいペグ選びは失敗できない。
かといって、思考停止的にお値段が高いモノで揃えるのは躊躇われる。
そこで半年悩んで買ったのが、ユニフレームのジュラパワーペグ。
決め手は国産で、V字じゃないこと、先端が岩盤を砕く気概を感じられる形であること、長さがそれなりにあって、ロープをひっかけやすい形、平打ちでエリッゼステークのように抜きやすそうだったこと。
収納時にスタッキングできて、接地面積が広がって固定力が高いV字は、打ち込む角度を間違えると曲がりやすいという話があったのと、尖ったデザインが多く怪我をしそうだったので今回はやめました。
その点、ジュラパワーペグは頭から先端まで丸っこくかつなめらかで安心です。
実際に使ってみると、強度が不安になるような瞬間もなくすんなりと打ち込めました。
鍛造ペグを持ち歩くときのよっこらせという感覚なく、サクサク打てます。
初打ちは安心感に加えて重量からの開放感も手伝って意気揚々でした。
ジェラルミンペグは間違いなくおすすめできます。
とはいえ、自然相手なので常に完璧なことはありません。
どうしても固い地面しかないサイトに当たってしまったときの岩盤粉砕用に、1本だけ鍛造ペグを持って行くのはありだと思います。
鍛造ペグも打ち込める軽くて格好いいペグハンマー
山岳用テントで有名なMSRが出している、超軽量のステイクハンマー。
材質はアルミニウムとステンレスで、柄の部分は空洞になっていて重量は驚異の312g。
全体をシンプルなラインで構成しつつ、つや消しのグレーの柄は楕円の長軸を切り欠いた形で握りやすくなっており、その先にはシルバーのハンマー、アクセントの赤のストラップが美しいです。
おもちゃのような色のハンマーや、無骨な大工道具風のものが多い中、このデザインは輝いています。
ハンマーの後部と、穴はペグをひっかけたり抜いたりするのに使え、特に穴はエリッゼステークを回すのに最適なサイズで重宝しています。ハンマー下部の出っ張りはビールの栓抜きにも使えます。
ハンマーを下に置けば自立してくれるので、あとからさっと拾いやすく、細かいところまで機能美が貫かれています。
ハンマーとしての性能としても軽量のアルミペグだけでなく、鍛造ペグのエリッゼステークにも負けずに打ち込めます(が、それなりに力を求められるので地面が堅いとさすがに疲れます)加減をすればプラペグもOKと万能選手です。
薪を燃やせ!ファイアーディスクはたき火台の責務を全うする
コールマンのたき火台、ファイアーディスクシリーズ。
薪を燃やす台としての機能のみを突き詰めた円盤形。
同じデザインでソロ、ノーマル、プラスとサイズ展開がありますが、私はファミリー、グループキャンプ用と割り切って一番大きなプラスを買いました。
直径はプラスが60cm、ノーマルが45cm、ソロが30cmの15cm刻み。
専用カバーから出して3本脚を開いておしまいの簡単設置、雑に薪を置いても底の曲面で空気を取り込んでくれる火付けの器用さ、大きな薪も余裕で乗り、電動送風機でガンガン炭火をおこしても壊れない頑丈さ、そして片付けは灰を捨てて表面を洗って、設置と逆に3本脚をたたんで専用カバーに入れるだけ。
ディスクの縁がちゃんと丸くなっているので、薄い金属を組み合わせた台と違ってうっかり手を切る心配もありません。
私はほぼ暖をとる専用で使っていますが、付属の網で調理することもできますし、オプションのダッチオーブンスタンドを使えば炭の中に鍋も置けます。
同じくコールマンのファイアープレーステーブルのパンチ穴に串を刺せば、ほどよい距離感で串焼きが可能でした。これが地味に便利で美味いのです。
ホップで酔いたいノンアルコールビール
アルコールで酔えない分、味で勝負して欲しいノンアルコールビール。
ノンアルコールビールはビールから害になり得るアルコールを抜いて健康成分を最大限に摂取するための飲み物だと個人的に思ってます。
健康成分の最たるものが、安眠と疲労回復によく健胃効果もあるといわれるホップ。
特徴的な香り、爽快感だけでなく、殺菌効果によるビールの保存性向上、さらに色、泡立ちといったビールの主要な要素に大きく貢献しています。
ビールからアルコールを抜いて作るタイプで、ホップ感が最もあったのがドイツのクラウスターラー。夏には炭酸OKの水筒に入れて外を持ち歩くほどにはまりました。
ホップ、麦芽、水だけから作られていて、ビール製造に使わない材料や、気になる添加物はなし。ノンアルコールでもビール純粋令を守るドイツの賜です。
POPSを弾きたい人に本当に効くピアノ教本
私はピアノを3歳から習っていましたが、手が小さくて伸ばせるのは1オクターブちょっとが限界でした。
どちらかというと真面目に練習しなかったので、ハンデを克服できるほどの演奏技術を得ることもかなわず、手も小さいまま大人に。
ピアノを習い始めた娘に格好いいところを見せたいのと、簡単に追いつかれてはまずいという焦りから一念発起して頑張ろうと思い至りました。
習い事から解放されてカリキュラムに縛られない反面、好きな曲をちゃんと弾けるようになりたい。
しかし音楽ってコンピュータの力もあって、現代に近づくほど音も増えるし飛ぶし速いしでクラシック中級くらいまでをかじった腕ではかなりきつい。
そこで見つけたのが、この教本。
ピアノを習い始めて少し経ったときに誰もがやらされた、ひたすら指を動かすだけのメロディのない楽譜のさらにストイックなやつです。
どれくらいストイックかというと、繰り返して弾きすぎると手を痛めるのでほどほどにしなさいと注意書きがあるくらいです。
それまでもなんとなく鍵盤を見ずに弾けているつもりでいましたが、この本で数日練習するだけで、弾けている感覚が変わりました。
曲の練習前後のストレッチとしても使えるので、ぜひ試してみてください。