コロナ禍が終わるまではこれでいい旅夢気分〜旅のオチが見つからない〜
低橋先生の「旅のオチが見つからない」シリーズ。
1年間で世界一周の計画を立てて旅立ったものの、物理的にも精神的にもズタボロになって、全く予定通りにいかないドロ沼旅を描くコミックエッセイ。
1巻が韓国から上陸しシベリア鉄道でユーラシア大陸を横断して、トルコ、中東欧を巡り、南米に渡ってからは大陸を自転車で駆け抜け、ニュージーランド、ニューギニア、モンゴルの旅。2巻は壮絶さが増して上海から上陸すると、タイ、ネパール、インド、スリランカと駆け巡ります。
オチが見つからないというより、オとされ倒すというか、ボケ倒されるというか。
各国で様々なトラウマも生みつつ、とにかく怒濤の試練ラッシュです。
時折挟まれる現地のご飯紹介に力が入っており、旅の過酷さを思うと、これがとてもおなかに染みます。
コロナ禍が終わったら、ぜひこの本をお供にして旅をしたいです。